カプチーノ
~苦いだけじゃ未だ バランスが取れない~

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夜風 よふ

Author:夜風 よふ
こんばんは。
夜風よふと申します。

ここは、私よふがマイペースに運営する囲碁サイトです。
初級者や級位者向けの囲碁の本がないなと思ったのが、このサイトを作ったキッカケです。なので、文章を書くときは「級位者にわかりやすく」を心がけてます。

仕事が忙しいのでマイペース更新になりますが、宜しくお願いします。


なお、相互リンク歓迎です。
yohu_blue_sky_15★yahoo.co.jp(★を@に変えてください)まで、お気軽にメールください。
また、当サイト中に載せている文章を転載したいという奇特な方がいらっしゃったら上記アドレスに連絡ください。


宜しくお願いします。



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星の定石【9】







星の定石【9】































 
 




星の定石【9】






 今度は、他のハサミに対するトビについてです。
















 まずは、二間バサミ。
















 黒は一間トビに受け。白は両方にスベリ、とりあえず安全確保。黒は辺にヒラキ。ここまでで、定石です。



  《定石14》  ★★











 白は、隅、辺、中央と頑張っています。それだけに、黒から色々な手段があります。













 まずは、ノゾキ・ツケのコンビネーション。















 白は、ツケられた石を取ります。黒は、外からアタリを打って、カケツギます。下辺に行きたいときに、有力な手です。













 この手段を防ぐのに白1に打つのは、立派な手です。白の形がしっかりします。

 では、他のハサミに対するトビを見てみましょう。























 上が三間高バサミ。下が三間バサミです。が・・・どうも、黒にトビを打たれてみると、次にこれといった白の手段が浮かびません。トビは元々、ハサミの石に何か仕掛ける、という感じで打つ手です。なので、あまりに白が遠いときにはトビは成立しないでしょう。



 以上、ハサミに対するトビの応接でした。




 
 

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星の定石【8】

星の定石【8】
 
 


星の定石【8】



 ハサミに対しての白の応手には、ここまで説明したもので「三々」と「両ガカリ」がありました。
 もう1つ、白には応手があります。



 それは、白3の一間トビ。定石書には必ず載っていますし、打たれている場面もよく見ます。
 一間バサミの場合、この後・・・。



 黒4は一間トビでも、その一路右のケイマでも可です。白はオオゲイマにカケを打ちます。



 黒6にコスミツケ。白はサガリを打つくらい。



 8・10はどちらが先でも構いません。重要なのは、2回ハイを打ってから一間トビを打つことです。
 これを、12でトビを打ってしまうと・・・。



 白2・4とキリを打たれて、困ってしまいます。切られた石を取るしかないのですが・・・。



 白7までで、シチョウで取られてしまいます。明らかに白が得しています。なので、黒が2回ハイを打ち一間トビを打つのが大切です。
 というわけで、少し横道にそれましたが・・・ここまでが、1つの流れです。



 ほとんどの本では、定石とされています。ただ、個人的には黒が断然良いと思います。隅の地も黒。下辺の地も右辺の地も黒。地のバランスが崩れているので、白は中央によっぽど良い厚みが無いといけません、が・・・。



 白、このまま放置していると、黒1・3で白困ります。バラバラです。
 なので、白はツギを打つことになりますが・・・。



 これでも、まだ白は完璧ではないです。



 黒1に打たれると、なんとなく不安ですし。



 黒1のノゾキには、ツギを打たなければなりません。
 これらの手段を狙われつつ・・・。



 黒2にヒラキを打たれた日には、目も当てられません。なので、この形は定石とは言い難いです。一方的に、黒が有利なので。
 つまり、一間バサミを打って相手がトビを打ってきたら、喜んでこの形に持っていけば良いわけです。

 一間バサミに対する、白のトビの応接は以上です。

 
 
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星の定石【7】

星の定石【7】
 
 


星の定石【7】



 他のハサミの、両ガカリの応接についてです。
 まずは、二間高バサミから。



 やはり、一間バサミと同じ理由で黒はコスミ(P-5)を打つのはあまり良くなく、ツケを打つくらい。



 ツケには、白はハネ。そして、黒はノビ。ここから、白は2通りの打ち方があります。



 まずは、三々に打つ方法。ここで、白2子と連絡させてしまうと白の地が多くなるため、



 黒8にオサエを打つくらい。白は1子と連絡します。



 黒10とアテを打ち、白の2子を取っておきます。ここまでで一段落です。



 もしこの後、白がツギを打っても、黒2にオサエを打って丸ごと取れるので問題ないです。

  《定石12》  ★★


 結果的には、三々に入る定石とそんなに変わりません。

 そして、三々と違うもう1つの打ち方は、下にツケ。



 三々と違い、下辺の2子を重視している手です。



 黒8・10とワリツギを打ち、断点を強調。



 白11とカケツギ、黒12は下からキリを打つと取られてしまうため、上からアタリ。白はツギ。黒が上にオサエを打ち、白がヒラキ。手順は長くなりましたが、ここまでで一段落です。

  《定石13》  ★★


 下辺と右辺、両方打てているのが特徴。ただ、白は頑張っている分、少し弱いのは仕方ないでしょう。

 あと、白の打ち方がもう1つあります。



 この、ノビ。まぁ、自然なようにも見えます。定石書には、結構載っているんですが・・・決してオススメできません。



 黒は、同所にハイを打たれるとたまらないので、オサエ。白は、9にオシ。
 このへんから、のっぴきならない戦いが始まります。一応、経過を説明しますと・・・黒はハネたいのは山々ですが、14から切られてしまうので、一発ツケを打ち。受けさせてから、ハネ・・・と、目まぐるしく戦況が変化します。この形も、ノビの変化のほんの一例。韓国で良く研究されている形ですが、こちらも最終的な結論は出ていません。

 級位者だけでなく、有段者でであっても序盤で大切なこと。それは、「難解な定石に持ち込まない」ということでしょう。自分がよっぽど研究していない限り、知らない手を打つのは危険です。一瞬にして負けてしまいますから。
 それに関して、対策はひとつ。『打たなければ良い』んです。自分の知ってる形で打てれば、それに越したことはないですから。「同じような結果が得られるなら、なるべく簡単な定石にする」というのが自分のモットーであり、このページはその主旨に沿って作っています。
 以上の理由で、このページには難解な定石変化は載せていません。難解定石研究は面白いですし、決して無駄になることはないですが・・・とりあえずポピュラーな形を憶えて、もし余力と興味があれば勉強するという感じで良いと思います。

 二間高バサミからの両カカリの変化は、以上です。
 さて。【6】【7】で、一間バサミと二間高バサミに対する両ガカリについて触れてきました。
 他のハサミに両ガカリに打つ手が存在しない、というわけでもないのですが。三々に打つ定石がハッキリしていて、しかもそんなに悪くないので、両ガカリはあまり研究されていないのが実情です(置碁では、時々打たれますが・・・)。なので、二間バサミ・三間高バサミ・三間バサミの両ガカリは、割愛させていただきます。

 

 ◆星の定石【8】



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星の定石【6】






星の定石【6】































 
 




星の定石【6】







 ハサミに対する白の手は、三々以外にもあります。ハサミの種類によって手順が違ってくるので、それぞれ説明します。

 まずは、一間バサミから。















 白3は両ガカリです。両側からカカっているので、そう呼ばれます。














 黒としては、黒4にツケを打つのが一般的。














 白はハネて、黒はキリます。一見、バラバラなようですが・・・。白の真意は、この2子を捨てて隅を取ることにあります。














 白7にツケ、黒8で1子を取りきり。白9で三々を打ち、隅を確保。この後、白は













 ノビを打ち、2子を犠牲に上からアテを打つことができます。

 ここまでで、一段落。定石です。



  《定石11》  ★









(黒10は手抜き)



 白は、三々に入る定石に比べて中央への影響が大きいです。その分、黒の形はしっかりしています。

 なのですが・・・。この定石には★1つしか付けておりません。というのも・・・。














 黒8でハネを打たれた時の変化が、あまりにも複雑だからです。













 以下、黒12までが双方必然の応酬。N-4の白、三々の黒、白9の石・・・など、問題が山積み。この先、R-2で黒を制する変化は、白が悪いそうです。なので、R-8にツケていく変化になるらしいです。ちなみに、この定石はまだはっきりとした結論が出ていません。プロ棋士の間で未解決なのですから、一般アマチュアには解決するべくもありません。

 このような複雑な変化を内包しているのが、あまりオススメできない理由です。黒(ハサんだ側)の立場なら、素直に譲歩して定石に。白の立場なら、素直に三々に入ってしまうのが無難でしょう。間違ってしまったら、元も子もないですから。



 あと、上の図では「黒4ではツケを打つのが一般的」とサラッと書いてしまったんですが。一応、補足説明を。

 4の手では、コスミを打つ手も一応ありますが・・・。
















 三々に入られて、あまり良い結果は生まないです。

 黒の応手としては、上からオサエを打つ(R-4)か、下からオサエを打つ(Q-3)かの二通り。

 上からオサエを打つのは、

















 するっと白に隅の地を取られて、黒は何を打っているのかわかりません。

 ハサミは下辺重視。コスミも下辺重視。なのに、オサエで急に右辺重視・・・。これでは、支離滅裂気味になっても仕方ないでしょう。

 かと言って、下にオサエを打つのも、
















 白にワタリを打たれてしまいます。

 その後の打ち方ですが。
















 黒5でコスミで白を取ると、白6に打たれます。2子を取られないようにツギを打ちます。すると、白8・10とハネツギを打たれてしまいます。白を取るには、黒はツグしかありませんが・・・。

 たった1子を取るのに、黒の要した手数は6手。大変、非能率的です。黒5でコスミに打たなくとも、白6・8・10のコンビネーションを受けてしまい、あまり結果は変わりません。どうも、下辺に石が偏ってしまうようです。

 なので、さかのぼって黒4では一間にツケる方が一般的です。



 ちなみに、黒7にツギを打たずにサガリで対応すると・・・。







 ハネを打たれても、非能率的な気がします。





 キリを打たれて困ってしまいます。

 アタリ・ツケと打たれて、白は取られているのですが・・・。





 ・・・ということで、サガリもあまり良い結果を生まないようです。





 以上、少し複雑になってしまいましたが、一間ハサミの両ガガリの変化でした。

 次は、他のハサミの両ガカリについてです。





 

 ◆星の定石【7】






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星の定石【5】







星の定石【5】






























 
 




星の定石【5】






 一間バサミ以外の、ハサミ各種です。













 まずは、二間に挟む二間バサミから。

 これも、白が三々に入った場合の応接は同じです。















 ただし二間バサミの場合、白の1子の逃げ出しが厄介です。

 なので、一手入れて動きを制するのが普通です。ここまでが、定石です。



  《定石7》  ★★











 黒6はノビなければいけないのは、先程と同じです。

 次は、二間に高く挟む、二間高バサミです。













 これも、応接は変わりません。













 やはり一手入れて、ここまでで一段落。定石です。



  《定石8》  ★★











 次は、三間バサミです。三間に挟んでいます。













 これも、全く同じ進行になります。













 ここまでで一段落。定石です。



  《定石9》  ★★











 最後は、三間に高く挟んでいる三間高バサミです。













 これも、三々以降は同じ応接になります。













 ここまでで一段落。定石です。



  《定石10》  ★★











 それぞれ、三々に入られたときの応接は同じです。左隅とのバランスで、選べばよいでしょう。

 白には、三々に入る以外の手段もあるのですが、それについてはこれ以降の章で触れます。

 一間ハサミ以外のハサミは全て、一手黒が多く入れています。「逃げ出しが厄介」と言いましたが、「一間バサミでは大丈夫なのか?」ということになります。確かに、逃げ出しはあるのですが・・・。















 黒はすぐに連絡できます。なので、あまり不安はありません。これが、一間バサミ以外だとどうなるかというと、















 連絡するために、二線にトビを打つことを強要されます。連絡しなければ、戦いになるのですが。白は弱い石が1つなのに対して黒は2つになるので、苦しい戦いになりそうです。これを嫌って、一手備えるというわけです。

 なので、基本的には一間バサミをオススメします。序盤は広いところがたくさんあるので、一手の差が大きいですから。



 それでは、次はハサミに対する、白の別法についてです。


 

 ◆星の定石【6】





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