カプチーノ
~苦いだけじゃ未だ バランスが取れない~

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夜風 よふ

Author:夜風 よふ
こんばんは。
夜風よふと申します。

ここは、私よふがマイペースに運営する囲碁サイトです。
初級者や級位者向けの囲碁の本がないなと思ったのが、このサイトを作ったキッカケです。なので、文章を書くときは「級位者にわかりやすく」を心がけてます。

仕事が忙しいのでマイペース更新になりますが、宜しくお願いします。


なお、相互リンク歓迎です。
yohu_blue_sky_15★yahoo.co.jp(★を@に変えてください)まで、お気軽にメールください。
また、当サイト中に載せている文章を転載したいという奇特な方がいらっしゃったら上記アドレスに連絡ください。


宜しくお願いします。



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星の定石 あとがき

この文章を書いたのも、もう5年前になるんですね・・・。


加筆修正は施しましたが、実際の所ほとんど変えていないです。
教え方のスタンスはあまり変わってない気がするので・・・。

むしろ、小目の方が加筆することが多そうです。
仕事しながらの更新になりますので、気長にお待ちください。

ということで、星の定石は以上です。
感想などあれば、メールでお願いします。
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星の定石【12】

星の定石【12】
 
 


星の定石【12】



 今度は、下辺に星がある状態の応接です。



 白としては、本当は入りたくない場所です。ただ、置碁の場合は仕方ないですし、普通の碁でも入る場面は出てくるでしょう。黒としては、きっちり優位に立ちたいものです。



 とりあえず、定石っぽく打つのは良くないです。白が生きてしまい、下辺の星の位置が中途半端だからです。



 この場合、コスミツケてトビを打つ手が成立します。白を攻めています。



 白は生きようとしますが、なかなか生きません。これは、黒が良いです。



 もし白が下にトビを打ったら、サガリを打って徹底的に攻めましょう。



 逃げ方の一例ですが。黒は、どんどん地が増えています。だからといって、白は逃げないわけにもいかないので、苦しいです。なので、下辺に星があるときにカカリを打たれたら、コスミツケ・トビは有力です。特に、置碁では一番白が困る手段です。定石ではないですが、憶えておくと良いでしょう。
 ただし、下辺に星が無いと打てないです。



 白が理想的な構えになってしまいます。なので、下辺に星が無いときはコスミツケに打てません。


 以上、下辺に星があるときのカカリへの応対でした。

 
 
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星の定石【11】

星の定石【11】
 
 


星の定石【11】



 【10】までは、星に対するカカリの定石についてでした。
 ただ、定石といっても1隅だけで進行しているわけではありません。周りの状況によっても、定石は変わってきます。
 そこで、ここでは星の他に石がある時の定石を取り上げます。



 まずは、右辺に星がある場合の、カカリ・一間バサミ。



 この場合、逆からオサエを打つのが成立します。



 白5にハイを打ちます。黒6にノビ。白7のサガリは、なかなかの手です。黒はケイマに打ち、ここまでで定石です。
 ちなみに、サガリがなぜ良いかというと・・・。



 サガリを打つと、後々ツケが狙いとして残ります。黒は、L-2にハネると、白にL-3にキリを打たれていけません。なので、黒はL-3にノビを打つくらい。つまり、下辺に対してはかなり強いです。

  《定石18》  ★★


 これを、もし右辺に星が無い状態で打つと、大変なことになります。



 星下に打たれて、厚みは役に立たず。地を取られた損だけが残ります。
 間違いやすいので、要注意です。



 ちなみに、白は三々に入らずに両ガカリするのは、かなり危ないです。



 黒に三々を占められて、苦しい戦いを強いられます。



 カケてみたところで、出てキリを打たれてバラバラです。相手の石が多いところで戦うのは、あまり良くありません。

 以上、右辺に星があるときの応接でした。



 
 
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星の定石【10】

星の定石【10】
 
 


星の定石【10】



 今度は、カカリに対する特殊な打ち方です。



 いきなり、ツケていく手です。



 白はハネを受け、黒はノビ。白は隅にノビて、黒はオサエを打ちます。



 お互いに備えて、一段落。白は7を打たないと、同じ点にツメられてしまいます。黒は、8を打たないとP-4から出てキリを打たれて危険なので、こんな相場。ここまでで、定石です。ちなみに、黒の備えは一路右のケイマでも可。

  《定石15》  ★★


 ツケた後ノビを打つので、ツケノビ定石と呼ばれています。
 この定石の重要なポイントは、「白も黒も堅くなっている」ということです。ツケは一見激しいですが、実は平和的なんですね。お互いに丸く収まるので、互先の碁では使用機会が少ないかもしれません。黒の隅なのに、白も満足してしまっていますから。
 そして、ツケた後の手がもうひとつ。



 黒4にオサエを打ちます。白は、とりあえずアタリを打っておきます。黒はツギくらい。



 白がツギを打ち、黒はキリ取ります。白は上にケイマを打ち、黒は下にハネ。ここまでで一段落、定石です。
 ちなみに、定石書には白のケイマが、下のアテになっている場合があります。



 これは、黒の地が多すぎます。M-2にキリを打ち、コウにする手も残っています。これは定石と呼べません。

  《定石16》  ☆☆☆


 ツケた後、オサエを打つので「ツケオサエ定石」と言われています。上にケイマしている変化は、あまり定石書には書かれていませんが・・・こちらのほうが、白としては良いと思います。この定石は、黒の地が多いです。ただ、白も後から打ったのに中央に厚みがあるので・・・好みは別れるところでしょう。
 ツケオサエ定石には、もう1つ変化があります。



 白7にサガリを打つ変化。このほうが、白は地に頑張っています。



 黒は8・10と一子を取るくらい。白は隅にマガリ、黒は三々に受け。
 最後の受けは、オサエを打ちたくなってしまうかも知れませんが。



 隅に手が残ってしまいます。



 白2から、隅で生きられてしまいます。これが残るので、欲張っても仕方ないです。ということで、三々受けまでが定石。

  《定石17》  ★★


 ツケノビと同じく、黒も白も堅くなっています。ただ、黒は右辺に向かってかなり厚いので、有力です。
 ツケノビもツケオサエも、白を固めてしまいますが、黒の地は多くなります。

 以上、ツケノビとツケオサエの定石でした。

 
 
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星の定石【9】







星の定石【9】































 
 




星の定石【9】






 今度は、他のハサミに対するトビについてです。
















 まずは、二間バサミ。
















 黒は一間トビに受け。白は両方にスベリ、とりあえず安全確保。黒は辺にヒラキ。ここまでで、定石です。



  《定石14》  ★★











 白は、隅、辺、中央と頑張っています。それだけに、黒から色々な手段があります。













 まずは、ノゾキ・ツケのコンビネーション。















 白は、ツケられた石を取ります。黒は、外からアタリを打って、カケツギます。下辺に行きたいときに、有力な手です。













 この手段を防ぐのに白1に打つのは、立派な手です。白の形がしっかりします。

 では、他のハサミに対するトビを見てみましょう。























 上が三間高バサミ。下が三間バサミです。が・・・どうも、黒にトビを打たれてみると、次にこれといった白の手段が浮かびません。トビは元々、ハサミの石に何か仕掛ける、という感じで打つ手です。なので、あまりに白が遠いときにはトビは成立しないでしょう。



 以上、ハサミに対するトビの応接でした。




 
 

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星の定石【8】

星の定石【8】
 
 


星の定石【8】



 ハサミに対しての白の応手には、ここまで説明したもので「三々」と「両ガカリ」がありました。
 もう1つ、白には応手があります。



 それは、白3の一間トビ。定石書には必ず載っていますし、打たれている場面もよく見ます。
 一間バサミの場合、この後・・・。



 黒4は一間トビでも、その一路右のケイマでも可です。白はオオゲイマにカケを打ちます。



 黒6にコスミツケ。白はサガリを打つくらい。



 8・10はどちらが先でも構いません。重要なのは、2回ハイを打ってから一間トビを打つことです。
 これを、12でトビを打ってしまうと・・・。



 白2・4とキリを打たれて、困ってしまいます。切られた石を取るしかないのですが・・・。



 白7までで、シチョウで取られてしまいます。明らかに白が得しています。なので、黒が2回ハイを打ち一間トビを打つのが大切です。
 というわけで、少し横道にそれましたが・・・ここまでが、1つの流れです。



 ほとんどの本では、定石とされています。ただ、個人的には黒が断然良いと思います。隅の地も黒。下辺の地も右辺の地も黒。地のバランスが崩れているので、白は中央によっぽど良い厚みが無いといけません、が・・・。



 白、このまま放置していると、黒1・3で白困ります。バラバラです。
 なので、白はツギを打つことになりますが・・・。



 これでも、まだ白は完璧ではないです。



 黒1に打たれると、なんとなく不安ですし。



 黒1のノゾキには、ツギを打たなければなりません。
 これらの手段を狙われつつ・・・。



 黒2にヒラキを打たれた日には、目も当てられません。なので、この形は定石とは言い難いです。一方的に、黒が有利なので。
 つまり、一間バサミを打って相手がトビを打ってきたら、喜んでこの形に持っていけば良いわけです。

 一間バサミに対する、白のトビの応接は以上です。

 
 
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星の定石【7】

星の定石【7】
 
 


星の定石【7】



 他のハサミの、両ガカリの応接についてです。
 まずは、二間高バサミから。



 やはり、一間バサミと同じ理由で黒はコスミ(P-5)を打つのはあまり良くなく、ツケを打つくらい。



 ツケには、白はハネ。そして、黒はノビ。ここから、白は2通りの打ち方があります。



 まずは、三々に打つ方法。ここで、白2子と連絡させてしまうと白の地が多くなるため、



 黒8にオサエを打つくらい。白は1子と連絡します。



 黒10とアテを打ち、白の2子を取っておきます。ここまでで一段落です。



 もしこの後、白がツギを打っても、黒2にオサエを打って丸ごと取れるので問題ないです。

  《定石12》  ★★


 結果的には、三々に入る定石とそんなに変わりません。

 そして、三々と違うもう1つの打ち方は、下にツケ。



 三々と違い、下辺の2子を重視している手です。



 黒8・10とワリツギを打ち、断点を強調。



 白11とカケツギ、黒12は下からキリを打つと取られてしまうため、上からアタリ。白はツギ。黒が上にオサエを打ち、白がヒラキ。手順は長くなりましたが、ここまでで一段落です。

  《定石13》  ★★


 下辺と右辺、両方打てているのが特徴。ただ、白は頑張っている分、少し弱いのは仕方ないでしょう。

 あと、白の打ち方がもう1つあります。



 この、ノビ。まぁ、自然なようにも見えます。定石書には、結構載っているんですが・・・決してオススメできません。



 黒は、同所にハイを打たれるとたまらないので、オサエ。白は、9にオシ。
 このへんから、のっぴきならない戦いが始まります。一応、経過を説明しますと・・・黒はハネたいのは山々ですが、14から切られてしまうので、一発ツケを打ち。受けさせてから、ハネ・・・と、目まぐるしく戦況が変化します。この形も、ノビの変化のほんの一例。韓国で良く研究されている形ですが、こちらも最終的な結論は出ていません。

 級位者だけでなく、有段者でであっても序盤で大切なこと。それは、「難解な定石に持ち込まない」ということでしょう。自分がよっぽど研究していない限り、知らない手を打つのは危険です。一瞬にして負けてしまいますから。
 それに関して、対策はひとつ。『打たなければ良い』んです。自分の知ってる形で打てれば、それに越したことはないですから。「同じような結果が得られるなら、なるべく簡単な定石にする」というのが自分のモットーであり、このページはその主旨に沿って作っています。
 以上の理由で、このページには難解な定石変化は載せていません。難解定石研究は面白いですし、決して無駄になることはないですが・・・とりあえずポピュラーな形を憶えて、もし余力と興味があれば勉強するという感じで良いと思います。

 二間高バサミからの両カカリの変化は、以上です。
 さて。【6】【7】で、一間バサミと二間高バサミに対する両ガカリについて触れてきました。
 他のハサミに両ガカリに打つ手が存在しない、というわけでもないのですが。三々に打つ定石がハッキリしていて、しかもそんなに悪くないので、両ガカリはあまり研究されていないのが実情です(置碁では、時々打たれますが・・・)。なので、二間バサミ・三間高バサミ・三間バサミの両ガカリは、割愛させていただきます。

 

 ◆星の定石【8】



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星の定石【6】






星の定石【6】































 
 




星の定石【6】







 ハサミに対する白の手は、三々以外にもあります。ハサミの種類によって手順が違ってくるので、それぞれ説明します。

 まずは、一間バサミから。















 白3は両ガカリです。両側からカカっているので、そう呼ばれます。














 黒としては、黒4にツケを打つのが一般的。














 白はハネて、黒はキリます。一見、バラバラなようですが・・・。白の真意は、この2子を捨てて隅を取ることにあります。














 白7にツケ、黒8で1子を取りきり。白9で三々を打ち、隅を確保。この後、白は













 ノビを打ち、2子を犠牲に上からアテを打つことができます。

 ここまでで、一段落。定石です。



  《定石11》  ★









(黒10は手抜き)



 白は、三々に入る定石に比べて中央への影響が大きいです。その分、黒の形はしっかりしています。

 なのですが・・・。この定石には★1つしか付けておりません。というのも・・・。














 黒8でハネを打たれた時の変化が、あまりにも複雑だからです。













 以下、黒12までが双方必然の応酬。N-4の白、三々の黒、白9の石・・・など、問題が山積み。この先、R-2で黒を制する変化は、白が悪いそうです。なので、R-8にツケていく変化になるらしいです。ちなみに、この定石はまだはっきりとした結論が出ていません。プロ棋士の間で未解決なのですから、一般アマチュアには解決するべくもありません。

 このような複雑な変化を内包しているのが、あまりオススメできない理由です。黒(ハサんだ側)の立場なら、素直に譲歩して定石に。白の立場なら、素直に三々に入ってしまうのが無難でしょう。間違ってしまったら、元も子もないですから。



 あと、上の図では「黒4ではツケを打つのが一般的」とサラッと書いてしまったんですが。一応、補足説明を。

 4の手では、コスミを打つ手も一応ありますが・・・。
















 三々に入られて、あまり良い結果は生まないです。

 黒の応手としては、上からオサエを打つ(R-4)か、下からオサエを打つ(Q-3)かの二通り。

 上からオサエを打つのは、

















 するっと白に隅の地を取られて、黒は何を打っているのかわかりません。

 ハサミは下辺重視。コスミも下辺重視。なのに、オサエで急に右辺重視・・・。これでは、支離滅裂気味になっても仕方ないでしょう。

 かと言って、下にオサエを打つのも、
















 白にワタリを打たれてしまいます。

 その後の打ち方ですが。
















 黒5でコスミで白を取ると、白6に打たれます。2子を取られないようにツギを打ちます。すると、白8・10とハネツギを打たれてしまいます。白を取るには、黒はツグしかありませんが・・・。

 たった1子を取るのに、黒の要した手数は6手。大変、非能率的です。黒5でコスミに打たなくとも、白6・8・10のコンビネーションを受けてしまい、あまり結果は変わりません。どうも、下辺に石が偏ってしまうようです。

 なので、さかのぼって黒4では一間にツケる方が一般的です。



 ちなみに、黒7にツギを打たずにサガリで対応すると・・・。







 ハネを打たれても、非能率的な気がします。





 キリを打たれて困ってしまいます。

 アタリ・ツケと打たれて、白は取られているのですが・・・。





 ・・・ということで、サガリもあまり良い結果を生まないようです。





 以上、少し複雑になってしまいましたが、一間ハサミの両ガガリの変化でした。

 次は、他のハサミの両ガカリについてです。





 

 ◆星の定石【7】






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星の定石【5】







星の定石【5】






























 
 




星の定石【5】






 一間バサミ以外の、ハサミ各種です。













 まずは、二間に挟む二間バサミから。

 これも、白が三々に入った場合の応接は同じです。















 ただし二間バサミの場合、白の1子の逃げ出しが厄介です。

 なので、一手入れて動きを制するのが普通です。ここまでが、定石です。



  《定石7》  ★★











 黒6はノビなければいけないのは、先程と同じです。

 次は、二間に高く挟む、二間高バサミです。













 これも、応接は変わりません。













 やはり一手入れて、ここまでで一段落。定石です。



  《定石8》  ★★











 次は、三間バサミです。三間に挟んでいます。













 これも、全く同じ進行になります。













 ここまでで一段落。定石です。



  《定石9》  ★★











 最後は、三間に高く挟んでいる三間高バサミです。













 これも、三々以降は同じ応接になります。













 ここまでで一段落。定石です。



  《定石10》  ★★











 それぞれ、三々に入られたときの応接は同じです。左隅とのバランスで、選べばよいでしょう。

 白には、三々に入る以外の手段もあるのですが、それについてはこれ以降の章で触れます。

 一間ハサミ以外のハサミは全て、一手黒が多く入れています。「逃げ出しが厄介」と言いましたが、「一間バサミでは大丈夫なのか?」ということになります。確かに、逃げ出しはあるのですが・・・。















 黒はすぐに連絡できます。なので、あまり不安はありません。これが、一間バサミ以外だとどうなるかというと、















 連絡するために、二線にトビを打つことを強要されます。連絡しなければ、戦いになるのですが。白は弱い石が1つなのに対して黒は2つになるので、苦しい戦いになりそうです。これを嫌って、一手備えるというわけです。

 なので、基本的には一間バサミをオススメします。序盤は広いところがたくさんあるので、一手の差が大きいですから。



 それでは、次はハサミに対する、白の別法についてです。


 

 ◆星の定石【6】





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星の定石【4】










星の定石【4】






























 
 




星の定石【4】






 【1】【2】では、カカリに対しての受け方、一間受けとケイマ受け。【3】で特殊な打ち方、三々を説明しました。

 ここからは、先ほどの2つとは少し違う、カカリに対するもう一種類の打ち方を説明します。















 黒2のように、白を挟むような手がハサミです。これは、白から一間の位置に挟んでいるので、一間バサミと言います。ハサミは、見た目からもわかるように、受けと違って攻撃的です。

 これに対する白の応手は2種類あります。1つは、三々に打つ手。














 カカリの石をおとりにして、隅で得をしよう、という手段です。
















 これに対しては、黒はさえぎるのが一般的です。

 白は逆方向にハイを打ちます。次の黒の手は重要で、














 思わず勢いでハネてしまいたくなりますが、ノビを打たなくてはいけません。

 ハネてしまうと、どうなってしまうかと言うと・・・。












 黒1にハネると、白はサガリを打ってきます。黒はオサエを打つしかありません。

 この交換の後、














 白4のキリが強烈。黒はどうすることもできません。














 下の3子を助けたら、右上の1子が取られてしまいますし、















 1子を助けても、符号順に白10までで取られてしまいます。

 こうなるので、ハネてはいけないのでご注意ください。逆に相手が間違ってハネてきたら、この方法で撃退できるので、憶えておくと良いと思います。
















 黒がノビた後は、白はハネツギを打ち、














 一間トビ。ここまでで定石です。



  《定石6》  ★★★










 黒6のノビは、他のハサミの時でも使えるので、かなり重要です。

 ヒラキの図の見比べてみるとわかりますが、ハサミを打つと石が逆方向に向かいます。













 参考までに、定石2を挙げてみました。これは、黒が右上。白が左下に向かっています。ハサミの場合、白が右上。黒が右下に向かっています。隅の地も持ち主が逆になっています。なので、ヒラキとハサミは、意図が全く逆と言えます。



 少々長くなってしまいましたが、以上がカカリに対しての一間バサミの応接でした。

 次は、他のハサミの方法を見てみましょう。





 ◆星の定石【5】





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星の定石【3】









星の定石【3】






























 
 




星の定石【3】







 【序】で少し触れましたが、星には裏側から侵略する手があります。















 白2の手は三々。この後は、こんな進行に。
















 黒2は、どちらから打っても構いません。状況にもよりますが、大事なほうにオサエを打つのが良いでしょう。
















 そして、白はオサエられなかった方にハイを打ちます。














 黒4にハネ、白5に受け。














 黒6・8はハネると同じところにキリを打たれるのが怖いので、ノビ。














 白はハネ、そしてツギを打ち。黒がカケツギに受けて、一段落。ここまでが1つの流れで、定石です。



  《定石5》  ★★★












 これも、よく出てくる定石です。

 さて。ここまでの結果で、何か気がつくことはありませんか?

 そう。黒が先に打っているのに、白の地になってしまっているのです。つまり、星は地を囲っているわけではない、ということです。でも、プロの碁でも普通に星に打たれていますし、星は悪いというわけではありません。

 というのも、星の大きな利点は、その発展性にあります。














 黒は小目(黒1・黒3を小目と呼びます)を中心に。白は星を中心に陣形を組んでみました。

 黒は確かに堅い布陣ですが、白の方が広く打っています。小目は、隅を一手で打つのが困難(小目の定石参照)ですが、星は一手で打ち切って先へ先へ行くことができます。そのスピードが、現代の打ち方にマッチしているのかも知れません。(注:昔は、星に打たれることはほとんどありませんでした。しかし、コミという制度が導入されてから、黒白共にスピードを重視するようになりました。それが、現代で星が流行している理由です。)

 そして、星に対してすぐに三々に打つことはあまりありません。それは、白が得た地より、黒の厚みの方が価値が大きいからです。なので、打つほうもタイミングが難しいです。



 以上、星に対する三々と、星の利点と欠点についてでした。

 次は、カカリに対する別の受け方です。



 

 ◆星の定石【4】






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星の定石【2】




星の定石【2】






























 
 




星の定石【2】




 カカリに対しての一間受けを、【1】で触れました。今度は、こちら。















 カカリに、黒2でコゲイマに受ける方法、コゲイマ受け

 これに対しても、白の打つ方法はヒラくかスベるかの2通り。













 こちらが、星にヒラいた場合。先ほどの一間受けと違い、星下にヒラかないでこのまま終了。これも定石です。



  《定石3》  ★★★











 そして、白がスベった場合。同じように黒は三々に受け、白は二間に開きます。これも定石です。



  《定石4》  ★★★













 ほとんど、一間受けの時と同じ定石です。白も、スベったら二間トビに打つのが普通です。ただ、一間受けと違い、黒は星下にヒラいていません。

 というのも、一間受けで脅威になっていたツメが、ケイマ受けではそれほどでもないからです。















 白1にツメられた場合でも、隅を守っていれば、黒は既に生きています。だから、慌てて星下にヒラキを打つ必要もありません。ということで、ケイマは一間トビよりも少し堅いと言えるかも知れません。しっかりしている分、発展性には乏しい面もあるので・・・まぁ、一間受けとは一長一短ですね。



 これで、ケイマ受けは以上です。

 次は、星の特殊な受け方を少し。



 ◆星の定石【3】






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星の定石【1】






星の定石【1】






























 
 




星の定石【1】






 【序】でも書きましたが、星に対してはほとんどカカリ(コゲイマガカリ)が打たれます。バランスが良いからでしょうか。

 なので、カカリに対する応接から、定石を取り上げていきます。













 黒2に一間トビの受け(トビを略して一間受けと言う場合が多いです)。カカリに対する受け方のひとつです。

 これに対する白の打ち方は2つあります。1つは、星に打つ方法。















 白3にヒラキ。白のヒラキに対し、黒も星下(R-10)にヒラキを打ちます。これで一段落で、定石です。



  《定石1  ★★★











 黒4の手は、周りの状況によって使い分け可能です。「星下の近くにヒラキを打つ」というアバウトな感じで構わないでしょう。そこらへんの細かい使い方は、今のところ気にしなくて良いです。

 この後、黒からはM-3に入る打ち込みが。白からは三々に入る手が、それぞれ残っています。



 そして、一間受けに対する白のもうひとつの対応がこれ。















 白1にスベリを打ち、黒2に三々受け。白3に二間ビラキ。その後、星下にヒラき一段落。これも定石です。



  《定石2》  ★★★











 定石1と定石2はよく似ています。それだけに間違いやすいので、注意が必要です。

 特に、してしまいがちなのが次のようなミス。















 スベリを打っているのに、ヒラキを星に打ってしまう。結構、初段に近い打ち手でも間違えてしまう人が多いです。見た感じ、不備は無さそうなんですが・・・。

 《定石1》でちょこっと触れた、黒からの打ち込みを打たれたときに、少し不利になります。















 これは打ち込まれたときの、変化の一例です。スベリと三々の交換は損しています。













 取り去ってみるとわかりますが、見た感じ隅がスカスカしている感じがしませんか?実際、白からの三々が嫌味です。















 なかなか怪しい形をしています。隅で生きてしまうかもしれません。このような手段を無くしているので、スベリと三々の交換の罪は大きいです。

 まぁ、このような細かい理屈を憶える必要は全くありません。あくまでも「変化の一例」であり、これだけがすべてではないですので。ただ、他のどのような変化になっても、スベリと三々の交換が良くなることはあまりないので、スベリを打った場合、二間にヒラくのが定石になっています。

 そして。白がどのようにヒラキを打っても、黒が一間受けをしている場合、星下のヒラキは必須です。

 というのも、手抜きをしてしまうと・・・。
















 白1のツメを打たれて、急に黒石が不安定になってしまいます。
















 仮に守ったとしても・・・なんだか、石の効率の悪さは否めません。

 なので、カカリに一間に受けた場合は、必ず星下付近にヒラいてください。



 以上、カカリに対する一間受けの定石でした。

 次は、もう1つの黒の受け方について説明します。



 ◆星の定石【2】






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星の定石

サイトに乗せた文章の加筆修正版です。
初級者向けの、星の定石解説をお送りします。






星の定石【序】



























 
 




星の定石【序】






 まず、星の位置を確認しておきます。














 上の盤で黒石が打たれた点がです。置き碁ではここに置くので、結構なじみがあると思います。

 星に対して、白から打っていくカカリには次のような手段があります。














 右下のカカリは「コゲイマカカリ」と呼ばれ、星に打っていく手としては最もポピュラーです。単に「星にカカリ」と言った場合、普通このコゲイマガガリを指します。 他には「一間高ガカリ」(左下)、「オオゲイマガガリ」(右上)、「二間高ガカリ」(左上)がありますが、あまり打たれることはありません。

 ちなみに、次のような手はカカリとは呼びません。












 右下と左下は、位置が低過ぎ。右上は近づき過ぎ。左上は位置が高すぎ。いずれも、ほとんど打たれない手です。場合によってはこのような手も打たれますが、今のところは忘れていただいて構いません。

 ただし、星の場合カカリじゃない打ち方が1つだけ存在します。












 この手は三々と呼ばれ、星特有の定石です。これ以降の打ち方は、後ほど「定石」で説明します。





 星の基礎知識はこれくらいにして、次から定石を紹介します。





 ◆星の定石【1】








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