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囲碁用語の基礎知識。
久し振りに動かして見ます、カプチーノ。 自分の囲碁サイト「あおぞら」から、ぼちぼち記事を移していこうと思います。 今回は、「囲碁用語の基礎知識」より、あ行の紹介です。
半年プランくらいなので、気長にお待ちください(笑)。
囲碁用語・あ行
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あ行
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●厚み
厚みを定義するのは、非常に難しいです。「他に影響がある石」なんでしょうか。
わかりやすい例としては、やはり星の三々入り定石でしょう。
白は、隅に地を得ました。黒は周りに壁を得ました。この壁には、白はそうそう近づけません。ということは、白は打つ手を制限されています。このような勢力を、「厚み」と呼びます。何目だと数えられるわけではないので、非常に難しいです。
しかし、この定石では隅に作った地は10目。外にできた厚みの価値は、その2倍の20目と言われています。なので、星には、すぐ三々に打ち込めません。
とりあえず、「厚み」と「地」は、逆の存在でしょう。
●打ち込み
黒1から白4のように、相手の構えに突入する手を打ち込みと言います。構えの形は選びません。
少なくとも、打ち込むのは自分より相手の強い所なので、戦いは避けられません。しかし、囲碁は戦いが避けられないゲームなので、打ち込みは立派なツールとなります。
打ち込み後の手段は、周りの石の配置によっても千差万別です。なので、その場面によって考えなくてはならないでしょう。
●ウッテ返し
石を取らせて取り返す。そんな、奇妙な技術です。
百聞は一見に如かず・・・例を挙げてみます。
ここから、2子が取れます。
白1がウッテ返し。一見、自殺じみていますが・・・。
黒が取り返すと、どうでしょう。アタリになっています。ということは・・・。
白は、3子を手中に収めることができます。1子を犠牲に3子を取ったので、差し引き2子。ということで・・・白1を打った時点で、既に2子は取られていたということになります。
このウッテ返し、実戦でも意外と多く現れます。キメたときは快感なので、憶えておいて損は無いと思います。
●オサエ
「押さえる」が語源になっていると思われます。
黒1から白4は、オサエと呼ばれます。相手を押さえる、という感じの手です。
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星の定石 あとがき
この文章を書いたのも、もう5年前になるんですね・・・。
加筆修正は施しましたが、実際の所ほとんど変えていないです。 教え方のスタンスはあまり変わってない気がするので・・・。
むしろ、小目の方が加筆することが多そうです。 仕事しながらの更新になりますので、気長にお待ちください。
ということで、星の定石は以上です。 感想などあれば、メールでお願いします。
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星の定石【12】
星の定石【12】
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星の定石【12】
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今度は、下辺に星がある状態の応接です。
白としては、本当は入りたくない場所です。ただ、置碁の場合は仕方ないですし、普通の碁でも入る場面は出てくるでしょう。黒としては、きっちり優位に立ちたいものです。
とりあえず、定石っぽく打つのは良くないです。白が生きてしまい、下辺の星の位置が中途半端だからです。
この場合、コスミツケてトビを打つ手が成立します。白を攻めています。
白は生きようとしますが、なかなか生きません。これは、黒が良いです。
もし白が下にトビを打ったら、サガリを打って徹底的に攻めましょう。
逃げ方の一例ですが。黒は、どんどん地が増えています。だからといって、白は逃げないわけにもいかないので、苦しいです。なので、下辺に星があるときにカカリを打たれたら、コスミツケ・トビは有力です。特に、置碁では一番白が困る手段です。定石ではないですが、憶えておくと良いでしょう。
ただし、下辺に星が無いと打てないです。
白が理想的な構えになってしまいます。なので、下辺に星が無いときはコスミツケに打てません。
以上、下辺に星があるときのカカリへの応対でした。
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星の定石【11】
星の定石【11】
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星の定石【11】
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【10】までは、星に対するカカリの定石についてでした。
ただ、定石といっても1隅だけで進行しているわけではありません。周りの状況によっても、定石は変わってきます。
そこで、ここでは星の他に石がある時の定石を取り上げます。
まずは、右辺に星がある場合の、カカリ・一間バサミ。
この場合、逆からオサエを打つのが成立します。
白5にハイを打ちます。黒6にノビ。白7のサガリは、なかなかの手です。黒はケイマに打ち、ここまでで定石です。
ちなみに、サガリがなぜ良いかというと・・・。
サガリを打つと、後々ツケが狙いとして残ります。黒は、L-2にハネると、白にL-3にキリを打たれていけません。なので、黒はL-3にノビを打つくらい。つまり、下辺に対してはかなり強いです。
《定石18》 ★★
これを、もし右辺に星が無い状態で打つと、大変なことになります。
星下に打たれて、厚みは役に立たず。地を取られた損だけが残ります。
間違いやすいので、要注意です。
ちなみに、白は三々に入らずに両ガカリするのは、かなり危ないです。
黒に三々を占められて、苦しい戦いを強いられます。
カケてみたところで、出てキリを打たれてバラバラです。相手の石が多いところで戦うのは、あまり良くありません。
以上、右辺に星があるときの応接でした。
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星の定石【10】
星の定石【10】
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星の定石【10】
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今度は、カカリに対する特殊な打ち方です。
いきなり、ツケていく手です。
白はハネを受け、黒はノビ。白は隅にノビて、黒はオサエを打ちます。
お互いに備えて、一段落。白は7を打たないと、同じ点にツメられてしまいます。黒は、8を打たないとP-4から出てキリを打たれて危険なので、こんな相場。ここまでで、定石です。ちなみに、黒の備えは一路右のケイマでも可。
《定石15》 ★★
ツケた後ノビを打つので、ツケノビ定石と呼ばれています。
この定石の重要なポイントは、「白も黒も堅くなっている」ということです。ツケは一見激しいですが、実は平和的なんですね。お互いに丸く収まるので、互先の碁では使用機会が少ないかもしれません。黒の隅なのに、白も満足してしまっていますから。
そして、ツケた後の手がもうひとつ。
黒4にオサエを打ちます。白は、とりあえずアタリを打っておきます。黒はツギくらい。
白がツギを打ち、黒はキリ取ります。白は上にケイマを打ち、黒は下にハネ。ここまでで一段落、定石です。
ちなみに、定石書には白のケイマが、下のアテになっている場合があります。
これは、黒の地が多すぎます。M-2にキリを打ち、コウにする手も残っています。これは定石と呼べません。
《定石16》 ☆☆☆
ツケた後、オサエを打つので「ツケオサエ定石」と言われています。上にケイマしている変化は、あまり定石書には書かれていませんが・・・こちらのほうが、白としては良いと思います。この定石は、黒の地が多いです。ただ、白も後から打ったのに中央に厚みがあるので・・・好みは別れるところでしょう。
ツケオサエ定石には、もう1つ変化があります。
白7にサガリを打つ変化。このほうが、白は地に頑張っています。
黒は8・10と一子を取るくらい。白は隅にマガリ、黒は三々に受け。
最後の受けは、オサエを打ちたくなってしまうかも知れませんが。
隅に手が残ってしまいます。
白2から、隅で生きられてしまいます。これが残るので、欲張っても仕方ないです。ということで、三々受けまでが定石。
《定石17》 ★★
ツケノビと同じく、黒も白も堅くなっています。ただ、黒は右辺に向かってかなり厚いので、有力です。
ツケノビもツケオサエも、白を固めてしまいますが、黒の地は多くなります。
以上、ツケノビとツケオサエの定石でした。
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